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2023-09-27(Wed)

そらちゃん!

ニュースで、月組トップコンビの退団会見を見ていました。
美弥ちゃんが月組にいるときはいつもそばで切磋琢磨していた仲間でした。
充実した舞台を二人で作られてきたことだろうなと思い、しみじみしてました。
  なんて、嘘です。心は波立っていました。
贔屓のそらちゃんの退団のお知らせでもう頭がいっぱい。

なんてことでしょう。ファンというのはこういう時、無力なんだな・・
贔屓の退団発表は初めてではない。それでも、
ゆうひちゃんのときは、ジェットコースターのようなファン生活で楽しまさせてもらったし、
あの学年までよくぞいらしてくださいました、というねぎらいの気持ち。
美弥ちゃんのときは、すでに唯一無二の世界観は作っていた。いろいろあったけど、
その細い体でよくがんばってきました、という気持ち。
どちらも、悲しいけど、すとんと受け止められたのですが。

 今回は、すと・・まで行かなくて。す、の段階。
主演作3作も演じてきてまだまだこれからで、元気で、3番手で。
確かにうわさはあったけど、嘘でしょ、と思ってた。信じたくなかった。

でも、本人の人生なんですよね。どこに行っても、確実にエンターテナーとして、やっていける人だと思う。
私はいくら好きでも、そらちゃんの気持ちはわからない。明日、結婚して海外に行きます(これ、全くの想像の一つですよ)
と言われたって、あ、そうかと思うような場所にいるんだ。

今は秋の空のように。すかっとしたい。そらちゃんの未来のしあわせを祈ってる。
今年は家族の事情で一度も生の舞台を観られなかったので、やっと11月には観劇する予定にしている。
それが最後の舞台になるとは夢にも思ってなかった。
お茶会も4年ぶりで楽しみにしていた。大切な時間になるんだな。
ありがとうと、さよならを言わなくちゃ。やっぱり悲しい。
2023-09-24(Sun)

泣く子をどうする

2週続けて泣いた子(小学生低学年女子)がいたので、迎えに来た保護者に聞いたら、
「いつも泣くんです」という答え。

翌日、中学生のクラスがあったので、彼らに聞いてみた。経験者なので。
女の子は小学生の時、ゲームに負けると泣きはしないが怒った顔をしてしばらく固まっていた生徒。
計算のミスがあると、よく消しゴムに鉛筆を刺していたし。
 「ほうっておいてもらいたいです」というシンプルな答え。
この子は励まされるのが大嫌い、といった子だ。

男の子の方は、テストの点数が悪いと、あるいは満点を惜しくも逃すと、しんみり泣いていて、
しばらくうつむいて授業にならなかった子だ。今はしっかりして、泣くこともない。
この子は考えながら、
「最初はほうっておいてもらいたいけど。ずっと無視されると、その後もどうでもいいんだって思って。
やめられなくなる」つまり、泣き止むことが難しくなるということかな。

ということは、やっぱり、放って置きっぱなしじゃダメなんだね、と私は納得した。
最初はほうっておく→時々、気にしてるよとアピール→時を見計らって、そろそろいいかな。
〇〇やってみない?などと、授業に戻るきっかけをあげる。
そんな方法が思い浮かんだ。
その子によって立ち直りのスピードも違うだろうし。めんどうくさっと思うけど。
やらなくては。それが仕事だから。

今は思春期であまりものも言わなくなった中学生たちだけど、
今回は良いアドバイスをもらった。
 ありがとう!と、私は感謝した。
2023-09-21(Thu)

カヨと私

IMG_0029.jpg
この表紙の下に、KAYO Y YOって書いてあります。
英語だったら、Kayo and I なんだけどな。後書きでわかります。
著者の内澤さんはスペインのヒメネスの詩「プラテーロとわたし」に感銘を受けた。
プラテーロはロバの名前です。そして、カヨは、内澤さんが飼っているヤギの名前。
まっしろで誇り高く、賢いヤギなんです。
そのヤギとの暮らしを語る文章と、イラストが素敵。
最初は海辺の小さな町でのカヨとの静かな暮らしでした。それが、どんどん状況が変わるのです。
今はにぎやかな大所帯。内澤さんもどんどんたくましくなってます。

今まで知らなかったヤギの生態を教えてもらって、驚きます。
ヤギに近づくのは正面から行ってはいけない。目は顔の両側面についているので横から近づくと
こわがらないとか。
定期的に発情期があるとか。カヨは、ある時、内澤さんの車の前に立ちはだかるのです。
「私を早くオスの所へ連れて行きなさい」というように。燃えるカヨ、かっこいい。
内澤さんは子供時代に母親との葛藤があり、自分が子供を持つことについて懐疑的でした。
でも、ヤギは簡単にというか、本能に任せてどんどん交配して家族を増やしていきます。
カヨは避妊手術を行っていないのです。そこらへんの内澤さん気持ちも、読んでいくうちにわかります。

ずっと昔に読んだ、「プラテーロをぼく」を読み直してみようと思っています。
2023-09-21(Thu)

秋の雨

今日は涼しいです。確実に秋。
ひさしぶりの長袖を着ています。
雨が降っているから、鉢のゼラニウムたちをポーチの下に避難させました。
我が家は今、コスモスたちに囲まれてますが、コスモスは体を丸めて雨に打たれています。
いまはうなだれてるけど、雨が上がればやっぱり元気です。
そして一つ枯れても、下からまた花が咲きます。そうやって秋の終わりまで楽しませてくれます。
(今、コスモスの写真を載せようとしたのですが、うまく行きません。後で)

最近、入学した生徒が良く泣きます。
この数年で、男の子、女の子に限らず泣く子が増えました。
目じりにぽつんとためている子、静かだと思ったらしくしくすすり上げる子。
最近入った女の子はごーごーとわめきながら泣きます。
アルファベットのカルタに負けただけで。自分は年下で新入りなのに、先に入った生徒より
取れたカードが少なかったのがくやしいと泣いてました。
ほうっておきました。この子、これからどうなるのかな・・とひっそりため息。
でも、興味もあります。泣くことは悪いことではない。
泣く子もいつかは泣かなくなる、それも経験で知ってますが。
2023-09-10(Sun)

井上順さん


 あ、順ちゃんだ。
先日、図書館の棚でふと、井上順という名前を目にして懐かしいと思い、借りて来ました。
渋谷で生まれ、育ち、今も住んでいる。昔ののどかな渋谷と今の渋谷の違いなどがおもしろくて、
写真を見比べながら、興味深く読んでいた所でした。
先週、8日の朝ドラ「らんまん」で、順ちゃんが出ていて、
しかも役は、渋谷の「弘法の湯」の主人・佐藤弘役で出ていたので、タイミングのよさにびっくりしました。
渋谷を愛する順ちゃんが、この渋谷の名士の役を演じるなんて、粋な計らいだわ。
その回は、渋谷を観察し気に入った寿恵子が、その土地の人たちを招いた場所で、
待合茶屋を開くことを宣言する、という場面でした。
当時は、渋谷はけっして綺麗とは言えない環境で、不便で流れ者が集まるような場所だったそうです。

今の渋谷は面白い街で劇場もありますし、私、たまに歩きます。時々人にぶつかりますが。
すえちゃんの待合茶屋、発展して行くんでしょうか、楽しみです。

順ちゃんって気安く呼びかけてますけども。
私、高校生の時にスパイダースのファンクラブに入っていたので。当時が懐かしくて。
今更、井上さんなどとは呼べません。
時々、テレビでお姿は見て来ましたが、特に歌が上手いとか、芝居が達者とか思ったことはありません。
でも、この業界で今もこうやってお仕事なさっている。
本を読んでわかりました。人間力です。もちろん、努力なさってきたのでしょう。その上で、
周りに恵まれている。それは、自分で作りだして来たものなのでしょうね。
今は難聴を抱えているとか。身体に気を付けて、これからもゆったりとご活躍ください。
2023-09-10(Sun)

初秋の庭

こちらは2週間くらい前から、夕方になるとぐんと温度は下がり、日中でも30度まで行かなくなりました。
何よりも空気。さらっとしていて、洗濯物がよく乾きます。
どうにか、真夏は通り抜けたなとほっとしています。
庭の植物も水やりの回数が減りました。

IMG_0017.jpg
カリブラコア。
夏に伸びすぎて、切りました。その下に出ていた小さな芽たちがいつのまにか
大きくなって花開いていました。世代交代を上手にできたんだな。
真夏を乗り切って、今は夜はゆっくり休めるから元気になったんだなと。
寒暖の差が激しいと、色も濃くなります。お互い、今年の夏はきつかったね。
秋もしっかり生きて行こうね、と思います。
2023-09-04(Mon)

双曲線のカルテ・雪組ドラマシティ

昨日、ライブ配信で見ました。今回も行けなかった。
私は前の雪組公演を観てない。すごく前にドラマで見たことはある。
あまり、渡辺淳一は好きではなくて、あとでがっかりしたら残念なので作品としては多くは期待しないで行こうと思った。
でも、よかった。最後は涙がにじんでいた。
命、大事にして生きなくてはね、とすごく当たり前のことを思った。

そらくん、「夢千鳥」の夢二も、「心中恋の大和路」の忠兵衛も全然違ったキャラクターだけど、
身勝手だけど、純粋な悲しい狂気があった。
そして、今回はニヒルなミステリアスだけど、患者思いの医師。
こんな影のある寂しい男って役も、やっぱり上手い。

たえず、死がある。重いベース音のようにつぶやくように底の底から響いている。
病院という場所、自身が病を抱えた医師。で、いくつかのエピソードがある。
そら演じるフェルナンドは笑わないひと。でも、モニカの前では一瞬笑顔を見せる。
そこが切なくて、きゅんとなる。
前にドラマで見た二人のスターほどにはあくの強さ、ニヒルさもナイフのような鋭さ、冷たさもなかった。
ただただ、寂しそうだった、そらフェルナンド。
声かな、と思う。本来あったかいそらちゃんの声。その声が、重く暗い画面を柔らかいグレイに変えているような、
そんなイメージがあった。
 (今日はここまで)
2023-08-25(Fri)

好きならシンプルに

夏はなかなか終わらないけど、時間はどんどん経って行く。
あ、来月のラジオテキストを購入しなくちゃと思うとき、月末になったことを感じます。

二日前のことだけど、忘れらないのは、まいにちフランス語のレッスン。
8月23日放送分、この日は大事に思う人への表現でした。

 mangue a +ひと。の場合、その人がいなくて寂しい、という意味。
 
 pense a + ひと。の場合、その人のことを思ってるよ、という意味。

そのあと補足的に付け加えられた一言が印象的で。

Je t'aime. というのは「愛している」という恋人に使う表現。
決して、Je t'aime bien.とか、Je t'aime beaucoupなどとは言わないように。
 恋愛感情なしになってしまうそうです。
いっぱい好きなんて言わなくていいのね。
ただ、シンプルに好きだよ、っていえばいい。日本語もそうでしょうか。
manqueはすでに忘れた動詞でしたが、こんな余計な一言がおぼえているのがおかしいです。
2023-08-21(Mon)

夏は命を感じさせる季節

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当地では小学校、高校はすでに夏休みは終わっている。
私の教室も先週から2学期スタート。息子の結婚式など個人的に忙しくしていた夏休みだったが、
宣伝もしないのに、生徒が増えた。ありがたいことです。

夏休み明けの授業は気を遣う。忘れ物が多い。生徒の集中力がない、など。
でも、今年はとても順調。その中で、一人高校生がいつものように。
愚痴を言っている。何もない夏休みだった・・などとだらだら。
結構楽しんでいた様子なんだけどな。長期休み終わりの頃って重いんだよね、この子は。
長く通ってきている生徒なので私も慣れっこになっている。

夏休みは生徒の背がのびたとよく思う。
小6の子が私の背を抜いたのを一昨日発見した。すっかりお姉さんになっていた。
ある生徒は髪形をかえていきなりガーリッシュになっていた。素敵ねとほめると笑った。
前はほめられると、身体を固くしてむっつり押し黙った子だった。心が柔らかくなっていた。
こんな生徒たちの成長がうれしい夏の終わり。
終わりとは言えない。ここ北海道でも年々暑くなる。お盆過ぎれば気温が下がっていたのは数年前のこと。
今はまだまだ暑い。

写真はサンパラソル。名前まで夏らしい。
冬は枯れるから家の中で越冬させて、春になると外に出してこうやって夏に花開く。
命をつないだ。
2023-08-08(Tue)

蔵出しって、いいものだな

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警察署に新しい免許証を受け取りに行ったのです。
その帰りについ、図書館に寄りました。近かったから。
そして、ふと「蔵出しコーナー」という本棚を見つけました。
その中に、この2冊はありました。桃井かおりさんの「賢いオッパイ」
白石正則さんの「生協の白石さん」

どちらも、当時話題になった人気の本でした。
桃井さんのは、1999年初版。白石さんのは2005年初版。
私は両方とも読んだはず。
新たな気持ちで本を開くととても読みやすい。そして、おもしろい。
時代と共に忘れ去られて行く本をこうやって、思い出させてくれるのはとてもありがたい。
毎年たくさんの本が出版され話題になって、そして記憶から消えていく。
でも、おもしろい本はいつ思い返してもやっぱり面白い。
当時からは出版業界も変わり、社会も変わった。
良い本かどうかは時間が判断してくれる。これを選んだはさすがプロ。
図書館のプロフェッショナルさんだからなんだな。再会させてくれて、ありがとうございます。
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プロフィール

でるふぃ☆

Author:でるふぃ☆
 私の花畑へ、ようこそ!

北海道在住。塾講師。
ニックネームのでるふぃは、花の名前デルフィニウムから、つけました。
夏に咲く、背の高い青い花です。

趣味は筋トレと花育て、声楽と書道を少しずつ究める道を歩いています。
ささやかに宝塚を愛しています。
よろしければどうぞ、おつきあいください。

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