familiaの思い出(2)

まだ書きたいfamiliaのこと。

エヴァのやっと巡り合えた父親、アニーバル・モラエスについて。
ノーブルな紳士、福井貴一さん。
一回目に観たとき、最初は祐飛さん以外は、どなたがどなたかわからなくて、
やたら踊れて、歌声がすばらしい男優さんがいっぱいいるなぁと、
圧倒されてましたが。
その中でも、落ち着いた雰囲気で、厚みがあるけど重苦しくはない
ゆったりした歌声の持ち主、福井さんは、他の役者さんとは色が違っていた。

プログラムを読むと、大阪音大の声楽科卒業。
ミュージカルのキャリア華麗な方でありました。
プロフィールで、生まれてすぐに父親が亡くなり、母が再婚しなかったので、
兄弟はいない、と書いていらっしゃいます。

そんな方が演じた父親像。
私も、父親を中2で亡くしていて、子供との付き合いの苦手な人だったので、
父親との記憶がほとんどないです。
ない分だけ、あこがれも強くなります。

 ストーリーに戻ります。
エヴァの歌声がラジオで流れて、アニーバル・モラエスが店にやって来ます。
その時にエヴァが歌う曲が好き。
詳しく歌詞は憶えてないのですが、自分の元から去って行った男だけど、
その幸せを祈ってる・・と言う風な内容だったと記憶しているのです。
その、諦めたような寂しくて優しい、でも、軽いお洒落な感じが好きだった。
祐飛さんの声によく合ってると思いました。

 それを聞いているモラエスの表情が・・
彼はここでは明らかにしてないけど、もう、エヴァが自分の子であることを知ってます。

別な場面で、フェルナンドが、義父(アニーバル・モラエス)のことを語る。
自分を養子にしてくれた。一度も結婚することはなかった父・・と。
モラエスにとって、愛する女性は若い頃に出会ったエヴァの母親のみ。
彼女が永遠の女性だったのです。
その彼女によく似た、娘が急に現れた。
 (どうして、今までわからなかったかが不明でありますが・・)
そのモラエスの喜びはいかに大きかったことでしょうか。

老年になると、自分の人生を冷静に見直すことができます。
ポルトガルの政治は間違っていた。
自分のかつての行為を恥じ、革命軍を受け入れる。命をかけても、
過去を償う・・・そんな気合を最後のモラエスに感じます。
それは、娘が現れたから。
彼女に高潔な父親としての姿を憶えてもらうために。

 その後のことはわかりませんが、
モラエスは釈放されて、エヴァと幸せな晩年を送った、と想像していたい。


話は変わって、
祐飛さんのお父さまは、スポーツマン。アウトドア派で自分が小さい頃は、
日曜日はいつも、弟と一緒に外へ遊びに連れて行ってくれた・・と
祐飛さんは語ったことがあります。

大空祐飛という名前をつけてくれた方。

カサブランカは宝塚にいい演目じゃないか、と言っていた方。

それ位の情報しかないですけども、
分別ある、愛情あるお父さま像が思い浮かびます。
 祐飛さんのおとうさん、ですからね~♪

中学校卒業と同時に家を離れて、遠い場所でずっと頑張ってきた娘。
その後、様々な思いで見守ってきた。
今は同じ街に住み(きっと、そうですよね)
時に、ゆっくり穏やかに語る時間も持てるようになったのでは。

家族について、思い起こさせて来れたこのお芝居。
祐飛さんのご家族も一緒にご覧くださっていたなら、うれしいな。
  

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でるふぃ☆

Author:でるふぃ☆
 私の花畑へ、ようこそ!

北海道在住。塾講師。
ニックネームのでるふぃは、花の名前デルフィニウムから、つけました。
夏に咲く、背の高い青い花です。

宝塚ファンで、ささやかにおっかけをしています。
ライブの熱気に勇気や元気をもらっています。
ゆうひさんや、美弥ちゃんや、好きな花や本の話、
とりとめもなく話して行きます。よろしければ、お付き合いください。
 よろしく、お願いします。



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