Between the lines

LOVE LETTERSを読み終えて、え~~と、この感じをなんというんだろ、と
ずっと思っていて、先ほど思いだした。

 Between the lines

日本語なら「行間を読む」かな。
これがタイトルになっていた、ジャニス・イアンのLPレコードを思い出し、
これをもじったテレビ番組、『Between the lions』(図書館に住むライオンたちのストーリー。
 多分、子供用の英会話番組だったはず)を思いだした。

アンディは、最後の手紙に書く。
 (メリッサはもういない。メリッサの母親宛に)
私には、素晴らしい妻があります。できの良い子供たち、
誇りを持てる己が居場所もあります。
しかし、メリッサさんの死によって、私の人生に、突然、巨大な裂け目が生じてしまったのです・・


メリッサは、アンディの一部だった、と私は思う。
98パーセントは落ち着いた、無難な人生を歩いて行きたい彼の人生のなかに、
そうではない場所へ飛び立ちたい思いが一筋ある。
自由な場所へ、自由だけど危険でいっぱいの場所へあこがれる自分。
その、ごく小さな部分、残りの2パーセントを生きてくれる、自分に最も近い存在。
それが、メリッサだった。

メリッサさんを愛したようには、誰のことも愛したことがありませんし、これからも
愛することはないでしょう。


 ラブストーリーとしては、これで両想い、完結か。
でもね、私はこういうとき、ここにいない脇役のことを思ってしまう。
アンディの奥さん。私も妻だからな。
気が付いていた。夫の心にずっと住んでいる誰か。
その死によってはっきりした。
 たまんないな。
恐れていた存在が死によって、永遠になった。
アンディは誠実だから、きっとすべて告白して、それでも家族も大切にすると
いうのだろうか。生活は変わらない、というだろうか。
責任や義務だけでそんなことを言われても、傷つくだけ。

でも、ほんとに誠実だったら、すべては心に秘めてしまうのだろうか。
 わからない。でも、
心に空洞ができたアンディにとって、やはり、家族は支えになるだろう。
その支えとして、自分じゃない女の影をずっと引きずっている夫のそばで、
生きられるか? ジェイン。
 私なら、とうてい無理・・・行間に、また別な哀しみがある。

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でるふぃ☆

Author:でるふぃ☆
 私の花畑へ、ようこそ!

北海道在住。塾講師。
ニックネームのでるふぃは、花の名前デルフィニウムから、つけました。
夏に咲く、背の高い青い花です。

宝塚ファンで、ささやかにおっかけをしています。
ライブの熱気に勇気や元気をもらっています。
ゆうひさんや、美弥ちゃんや、好きな花や本の話、
とりとめもなく話して行きます。よろしければ、お付き合いください。
 よろしく、お願いします。



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