2015_03
04
(Wed)23:14

残響


先ほど、ネット書店より届きました。
サッポロビールの前身である、ビール醸造所を建てた人の伝記。
先週、BS11で札幌の歴史を特集した番組があり、
そこで、街の発展に貢献した偉人の一人として、
この村橋久成の名前がありました。

薩摩藩英国留学生、箱館戦争、開拓使官吏、ビール醸造所建設と、
幕末、維新、近代国家建設と北海道開拓に生きた・・との経歴が
本の帯に書いてあります。


最初は、東京にビール醸造所を建てる予定だったのを、
北海道に自生していたホップを原料とすることや、
気候がビール作りに適していることなどの理由で村橋が主張し、
札幌に醸造所ができた。

マッサンのウィスキーに繋がる、男のロマンというか、この時代の
新しい酒を作る気概と言うものを、テレビ画面から感じたのです。
その直訴状の写真も写ってましたから。

しかし、村橋の死は意外なものでした。
放浪の末に、神戸市外で行き倒れ。
最期を看取るものもなく、50歳で病死。

作者、田中和夫さんは、
「それでも、不幸な死ではなかった」と語る。
そこら辺がすごく興味をそそられて、この本をまず、
図書館にリクエストしようと思いました。

図書館の蔵書に入ってましたが、郷土資料として、貸出不可。
ネット書店を探し、今日、届いたわけです。

この本もエピソードがあり、
自費出版で、限定本だったために、すぐに絶版となった。
それが、北海道文学賞を受賞して話題を呼んで、
あらためて、北海道新聞社が発行することになったそうです。

私の今持っているのは中古ですが、綺麗です。
文化ジャーナル鹿児島社という発行元名が、何だか貴重でうれしいです。
鹿児島の英雄なのでしょうね。

夏のビール園で、一杯飲むうれしさ。爽快さ。
村橋さん、ありがとう!って、今度ビール飲む時に思うことでしょう。


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