2015_03
26
(Thu)21:47

紅白の生まれた日

仕事が春休みになり、やっと今日、録画を見直すことができました。
酔っぱらって帰って来た日に、その夜録画したのを一度見ただけでしたが、
結構、しっかりポイントは押さえて見ていたことを発見。
祐飛さんが出てると、いかなる時でも集中力は効くんだなと。

ターキーは華もあるし、シャープだけど、柔らかい所もあるし。
祐飛さんにはまった役でした。

実際に水の江さんは、バラエティ番組に出ていても、自分からふざけることはなくて、
でも、穏やかに笑わせていたし、
頭のいい人なんだろうな、と、私は子供なりに思ってた。

 それで、祐飛さん。
紅白の日、並木路子さんの出番の時に、
「がんばって!」と、ぽんと優しく肩あたりにさわってた。
そういう頼もしい所が、本来の祐飛さんらしくて、この一瞬が好きだった。


このドラマはほんとにおもしろかった。
放送業界がGHQの監視下に置かれるという、悲しい屈辱的な時代。
そんな中でも、日本人の大事な日、大みそかに
明るく元気な番組を成功させたということ。
これは、NHKの誇りなんでしょうね。

松山ケンイチが演じる新藤プロデューサーがもちろん主役なんだけど、
影の主役は、ジョージ馬渕だと思った。

私はアメリカ人だ、という最初のかたくなな姿勢。
父母を本国の収容所に残してきて、少しでもその待遇がよくなるように、
アメリカ軍のために働いている人。
でも、日本人の心も残っているから、その間で揺れている、葛藤がある。
だんだんに、その面も見せるようになり、最後には新藤たちを助ける。

この大戦下、アメリカ在住の日本人たちは、無理やり土地も財産も奪われて、
収容所につめこまれた。その中で、あえて志願して、
アメリカのために、特に危険な戦地に向かった若者たちも多くいたこと。
そんな話を思い出しました。

ひとつの音楽番組が生まれた経緯をたどりながらも、背景にいくつかの
エピソードを織り込み、時代を語っている。
困難な時代を生き抜いた、一人一人の人生を思ってしまう、
そんな、いとおしい番組でした。
ここに、周りとは違った存在感で、品よく時代のスターを演じていた祐飛さん、
 素敵だった。


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