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「死と乙女」語り

2015.03.30
帰宅後、「OGエンターテイメント」の
祐飛さんのインタビューをもう一度、聞いてみました。

「膨大な情報量の中で迷子になっている。
 演出の谷さんが地図の役割をしてくれている。どこにたどりつけるか・・」

その意味がわかった気がする。
予備知識を入れずに観劇に臨みましたが、
今は、無性に脚本が読みたい。
まず、原作がネット書店にあったので、それを注文しました。
全部読みこなすのは無理ですが、所々でもわかればいい。
特に、知りたい表現がある。
 最後の、ポーリナの叫び。
 ロベルトの口ぐせ「ほんとに、ほんとの、ほんと・・」(でしたっけ?)
   英語では、どんななんだろ。

地元の図書館に、和訳のものはなかった。探さなくちゃ。

思いはいっぱい、ある。
このように、結末ははっきり書かれてない場合は、
こちらの想像力(妄想力)も、いやおうなく広がっていく。それが楽しい。

3人だけの登場人物。
感情をストレートにぶつけているのは、ポーリナのみ。
でも、その彼女は、精神が異常なのかもしれない、
トラウマが、ロベルトを加害者に思わせているのかもしれない。

ただ、目隠しされた状態の場合、極度に他の感覚は鋭くなるので、
その声、その臭い、その空気・・彼女の感覚は忘れてないのだ。

ロベルトは加害者であることを裏付けるもの。
口ぐせ、「死と乙女」のテープを持っていたこと。
医者であること、ニーチェ・・・
クロである可能性・90パーセント以上?
ミステリーの場合は、これ位怪しい人はかえって、犯人ではない。
 でも、これはミステリーではないから。

トークショーで風間さんは、
「自分はロベルトは、やった、と思って演じてます。
 それまで、ミセス・エスコバル・・と呼びかけていたのが、最後に
 銃口を向けられた時に、思わず、『おお、ポーリナ』って
 呼んでしまうことなどで・・」と、話しています。

ジェラルドーの心理について。
ポーリナは、どんなに拷問が激しくても、ジェラルドーの名前を
出さなかった。
そのおかげで、今の彼の立場がある。でも、そのために、ポーリナにしばられてもいる。
夫として、社会的立場として、道義的な考えとして、揺れる彼。
どちら側に嘘もつく。それがよかれと信じて、間に立って画策する。
ここらへんの豊原さんの演技、見事です。

風間さんが言っていた、こういう異常な戦争のような事態で、
人間は思わぬ獣性も出て来るのかも・・というような、ロベルト寄りのコメント、
ジェラルドーは、同じ男としてはわかる部分があるのかな。
こういう時、たった一人女性であるポーリナは孤立しますね。

祐飛さんは、「このお芝居が、世の中で傷つけられている弱者や女性たちへの
  励ましというか、メッセージになればいい」と、
トークショーで話してました。

  と、今日はこれ位で。
最後に、ポーリナの記憶として、
急に、昔のロベルトが憑依して、その言動を再現することがあるでしょ、
そういうのって、ポーリナとしては辛いかもしれないけど、
元男役としては、懐かしい感触もあったりして?・・なんて思ってました。

ほら、下級生時代、
「ゼンダ城の虜」で、酒場で暴れて椅子を壊したり(ハカイダー・ヨーコ!って
 呼ばれていた)
「大海賊」で、西條三恵ちゃんを蹴ったり、
ブエノスの武器商人で、「てめぇ!」ってどなっていた、そういう暴力的な演技が
結構似合って、楽しそうだった祐飛ちゃん。
 その香りを思いだしました。
 余計なこと、いっちゃったかな・・
 こういう、静かなイメージな中にも、ときに過激で、危険で、
 狂気が入り込む祐飛さんもずっと、好きだった。

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