2015-04-12(Sun)

DEATH AND THE MAIDEN ノート(4)

リズムがついて来ました。
今日も、美容院でヘアダイをしてその待ち時間も読みふけっておりました。
辞書片手に。

いよいよ、あの風間杜夫さんロベルト登場!

ACT ONE、 Scene ONE(1幕第一場)の最後の所です。

この前、判事は何もしない!と激高したポーリナを
ジェラルドはなだめます。抱きしめて。

 もう、十分だよ。
Sily, sily,my baby・・
と、こういう優しい言葉を日本語では思いだせないのですが、
豊原さんに抱きしめられて、心を落ち着かせる祐飛さんは
想像するだけで、可愛い。

おばかな、僕のベイビー・・なんて、3年以上前には、言ってる方の
立場だったのにね~  なんてことは、ま、いいか。
いっそ、豊原さんにマイベイビー、とか言っちゃってほしかったけど。(言わないだろうな)

ジェラルドは、唯一ポーリナが前の内乱でどんなに傷ついたかを知ってる人
ですからね。かばってもらった負い目もありますし。
包み込むような愛で、抱きしめてくれたでしょう。
 その後の強烈な場面の連続で、こういう穏やかな場面の祐飛さん映像が
飛んでちゃったわ。残念。

 その親切な人を家に招いたよ。日曜日に、いっぱいどうですか、って。

 日曜日、いいわよ・・



さっき、車の音が聞こえてきた。
でも、見たらあなたの車じゃなかった
、と言うポーリナに、
ジェラルドは、

  But there was no danger. (危険なことなどなかったんだよ)

  No.(そうね)


ここら辺、芝居を観た後読むと、恐いです。
この出会いから、危険なことが始まるのだから、

そして、ポーリナは委員会のことを蒸し返す。

 ほんとはあなたは、委員会のメンバーになることを引き受けたんでしょう。
 私のために、一日考えるなんて言ったという話は、
 嘘なんでしょう?

 実はそうなんだ。
  I didn't hurt you. (君を傷つけたくなかったんだ)


結局はわかる嘘をジェラルドはつく。
ポーリナは、それを彼の優しさと解釈して、愛されていると思いたい。
優しい嘘。そこら辺のすれ違いは、夫婦にとってはいいスパイスにもなるかな。

   Scene TWO (第2場)

一時間後。車の近づく音が聞こえる。誰かが玄関をノックする。
その音は、どんどん強くなる。

ジェラルドが警戒しながらドアをあけると、
先ほど、車がパンクして途方にくれていたジェラルドを助けてくれたロベルトが
立っている。

途端に安心して、中へ入っていっぱいやらないかと、誘うジェラルド。
ロベルトは最初、遠慮しながらも、中に入り、
急にまた、訪れた理由を話す。

帰る車の中で、ラジオ放送を聞いていたら、
調査委員会のメンバーの中に、あなたの名前があって、それで
うれしくて、お訪ねした。がんばってほしい、と。

そして、車内に置いてなかったジャッキの話に触れて、
実は妻が・・女って、こんなものですかね、不可解だ。
そうですよね、などと二人で意気投合している。
そして、ロベルトが妻の話をしていた時、ニーチェが書いていた言葉を
引用するんです。

 他、連続する2ページの間に、ロベルトは、teensy-weesy って言葉を
1ページに一回ずつ使ってる。
辞典で調べると、『とても小さい』という意味。
「ちょっとしたことですが」という意味でロベルトは言っているようですが、
これも、ニーチェと同様、カギになりそう。(この本の中では、そう思えます)

 それから、ほんとのほんと・・が出てきました。
最初、風間さんの口から出たときは、この年代の男性にしては
可愛い言いかただなぁと、記憶に残ったのですが。
これも、ポーリナの辛い記憶に入っているはず。

英語では、
 the real real truth is,(ほんとの、ほんとの、真実)でした。

この二人の会話を、
ポーリナは、息をひそめて聞いている。

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コメント

No title

でるふぃさま
わくわくしてしまいます。
まず作品が英語スタートではなかったことにびっくり。アメリカ人&翻訳が青井陽治さんということで、英語だと思っていました。
英語に翻訳されたものを日本語に再翻訳したものだったんですね。

それと、実は、私は、最初のドアの外の会話では、ポーリナは相手を識別していなかったと思っていたのです。
(この会話には、ロベルトの特徴的な口癖が出てきません)
その辺がト書きにはあるのでしょうか。

teensy-weesy は、日本語では「ほんの少々、印だけ」と言っていましたね。「針の頭ほどの…」という言葉も出てくるのでしょうか。
「ほんとうのほんとうのほんとうを言えば」は、まさに、日本語で言うところの「ほんとう」×3だったのですね。
それが、「事実」と「真実」になっているところが、感慨深いですね。
ポーリナは、事実と真実の間で揺れていたように思います。

でるふぃさまの読書の続きを楽しみにお待ちしています。

夜野さま

 一緒にわくわくしてくださって、うれしいです!
この本の表紙に、Translated from the Spanish original
LA MUERTE Y LA DONCELLA 
と、ありました。
ドーフマンは英語もスペイン語もできる人でしょうが、
この作品はチリへの思いがつまってますので、どうしても、
スペイン語で書きたかったのでしょう。

それから、ドアの外の会話について。
私の思い違いでした。気づかせてくださって、ありがとうございます。

teensy- weesyの日本語、教えてくださって、ありがとうございます。
私、台詞を全然覚えてなくて、知りたかったんですよ。
とにかく、(すごく小さいこと)の意味なので、
誇張すれば、『針の先ほどの・・』の訳もありえます。
関係ないですが、似た表現で、
TEENYーTINY(ちっちゃな、ちっちゃな)というタイトルの、
有名なお話が、うちの生徒たちも、私も大好きなんです。

それから、the real real truth is・・について。
この truthという言葉の響き、重いですよね。

これからも、おかしな所などありましたら、教えてください。
  お願いします。
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でるふぃ☆

Author:でるふぃ☆
 私の花畑へ、ようこそ!

北海道在住。塾講師。
ニックネームのでるふぃは、花の名前デルフィニウムから、つけました。
夏に咲く、背の高い青い花です。

宝塚ファンで、ささやかにおっかけをしています。
ライブの熱気に勇気や元気をもらっています。
ゆうひさんや、美弥ちゃんや、好きな花や本の話、
とりとめもなく話して行きます。よろしければ、お付き合いください。
 よろしく、お願いします。



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