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DEATH AND THE MAIDEN ノート(20)

2015.05.02
ここでは、その時のロベルトの心理状態が述べられます。
辛いです。
ポーリナの憎しみのもとは、ここにあります。



 ロベルトの証言。
遅すぎた。
残忍さが私の生活を占拠し始めていた。
ゲームをしているような感覚。私の好奇心は一部は不純な動機で、
一部は科学的なものからだった。

   この女は、どれくらいの電気に耐えられるか?
   他のものよりも、多くか?
   彼女のセックスはどうか? 電気を通されたらその部分はどうなるのか?
   こんな状態の中で、快感はあるのか?
彼女の全部を自分の思い通りに実行することができた。

     ( ロベルトの声が響く中、徐々に暗くなって行く。
       カセットレコーダーを月の光が照らしている)

さあ、ドクター、って彼らは言ったものだ。
タダのご馳走が目の前にあるのに、それをことわるなんて
しないだろう、って。
 そう言ったのは、Stud(スタッド・・種馬、精力絶倫、という意味もある)と
  呼ばれていた男だった。

 女たちの前で、そう言っていた。ポーリナ・サラスの前でも言っていた。そして、結局、私は誰も死なせはしなかった。女も、男も。

    (日がさしてきた。夜明け。
     ロベルトは縛られていず、カセットレコーダーからの彼の証言を
     紙に記している。
     彼の前に、たくさんの手書きのページがある)

 As far as I can remember, I took part in the-interrogation
of ninety-four prisoners, including Paulina Salas.
It is all I can say.
I ask forgiveness.


 私の憶えている限りでは、私はこのー
 ポーリナ・サラスを含めて、94人の囚人の尋問に関わった。
 これが私の言えるすべてのことだ。許してほしい。


  ジェラルドがレコーダーを一時止め、
  ロベルトが、forgiveness(謝罪を)と書いている。



   今日はここでやめます。
   許せるのでしょうか。
   許すって、どこまでのことを言うのでしょう。
   殺したら、許せるのかな・・・
    そういったことも今、考えています。

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コメント

でるふぃさま
お帰りなさい。
よいGWを過ごされたようですね。
私は、自分のブログにも書きましたが、ずっと家にいたら体調不良になってしまいました。
今日から仕事始めで、すっかり浮上しております。

さて、Studですが、舞台では「種馬」と言っていました。そっち方面に強いという意味かな、と思います。

夜野さま

お加減いかがですか。
今まで忙しくなさっていたようなので、
休みになって、身体がほっとしたのかもしれませんね。
私も疲れがたまると、歯や歯茎に異変が起こることがあるのです。
早く良くなりますように。

studのことですが、
なるほど・・私のアナログ辞書には、最初の意味しかなかったのですが、
ネットで調べてみたら、「種馬」も、「精力絶倫男」もありました。
早速、記事も修正しました。ありがとうございます。

(辞書で調べていて、スタッドレスタイヤの意味がわかりました。
 タイヤ表面にギザギザはついてますが、突出したものはないので)

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