2015_10
25
(Sun)17:03

大空祐飛退団記念「Cool!!」

昨日の、エリザベートの記事で、
友人から借りた一本のビデオから始まった、私の宝塚ファン生活を思い出していた。
毎日、うなされたように見続けた「エリザベート」 でも、その主演の人はすでに1年前に
宝塚を卒業していた。

 (過去に何回も書いたことですが)
私は一路さんの退団記念ビデオを見ながら、サヨナラショーで泣きながら見守っている
ファンの人たちがうらやましくてたまらなかった。
空虚な喪失感というか。きちんと見送った人は、充実した喪失感を味わえるのでしょうが、
結局実体のない男役というものにあこがれてしまって、
なんか、大きな落し物をした感じ。もう時間は戻らない。銀橋の姿は幻でしかない。
だからね、次に贔屓ができたときには絶対に後悔しないようにしよう、と思った。
それで、その5年後に祐飛さんにはまってからは、
思う存分、ファン生活を楽しむことができました。

 今月のスカステは、祐飛さんの退団記念作品が何度も映っています。
大劇の最後の日を扱った「Cool!」は、自分もDVD持ってますが、
全然見てない。スカステで見ていて、あらためて発見も多いです。

祐飛さんが、「誰がために鐘は鳴る」の主題歌を歌いながら、銀橋を渡っている。
私たち、ペンライトを振ってそれを痛い位に観てましたよね~

あの作品、ロベルトは最後に死んでしまう。
愛するマリアに、君は生きるんだ、君の中に僕はいるんだ、と励ます。

ああ、そうか~。この曲を選んだということは、
確かに、銀橋渡りにぴったりのバラードではあるけれど、それと共に、
退団は、トップスターにとってある意味、死でもある。
大空祐飛がこの世からなくなっても、君たちの心の中に僕は生きるんだ、っていう
祐飛さんのメッセージが入っていたのね~と、
今頃、考えた。今日、ジムで筋トレをしていてその休息時間にこんなことを考えていた。

最後、銀ちゃんの場面。
すっしー監督が「クランクアップ、おつかれさま~」
まさに、祐飛さんの宝塚人生がここで終わる。
でも、棺からまた飛び出してくる銀ちゃんは、
再び、この世界に戻って来てくれた祐飛さんを暗示していたかにも思えてくる。
 これは、今思いついた、単にこじつけかもしれないけど。
一路さんのときにはできなかったサヨナラショーを観ることができた。
でも、案外、涙ってでないもんだなぁというのも発見だった。

宝塚は観劇していて楽しいけど、それに一緒についてまわる、
悲しみや、くやしさ、寂しさといった感情もきっと、生活に刺激をくれるスパイスになっているかもしれない。

COMMENT 0