2015_12
09
(Wed)00:11

びっくりした~

この教える仕事、27年目になるが、
昨日ほど、びっくりしたことはあまりなかった気がする。
 うれしい驚きであるけど・・呆れたというか。

月曜はクセのある子が多くて、最後の授業はへとへとになる。
最後の個人補習の英語で。補習というのは、普通のクラスを補う授業。
遅れて入って来た子だから、中学生でも英語に慣れてない。だから、しかたないと
思ってたけど、全然注意しても直らないクセ。
あまりの字の汚さ、プラスルール違反。最初は大文字にするとか、文末ピリオドとか、
守らない。何度言っても間違う。単語はくっつけて全部書くので判読しづらい。

 問題の解答を読んでいて、忍耐力がキレた。私はかっとなってしまった。
こんなの読めるわけない!
もう、いやだっと言って、私は乱暴に消しゴムで彼の文章をごしごし消した。

  あ、あ~、あ~と悲鳴を上げて、憤慨した彼。身体の大きい中学生。
私は、ひょっとしたら、彼に投げ飛ばされるかも、と覚悟した。
すると、「見ないでね・」・と言って彼はうつむき、テキストで隠して
もう一度書き直した。
数分経った後、彼が顔を上げたので、私はのぞきこんだ。

 びっくり~
字は先ほどの2分の1の大きさ。大人っぽい字で、ひっくり返ってもなくて、大文字も
小文字も正確。単語と単語の間もきちんとあけている。
まるで、別の人が書いたように、できる生徒の字になっていた。
やれば、できるんだ・・と、思わず拍手をしたら、
彼もまねして、拍手してにっこり笑った。

 できるんだ・・・・はい。
最初からそうやってくれれば、よかったのに。
時間がかかるんですよ。
でも、よかった。できるってことがわかって。

 迎えに来た母親にも報告して、感動しました!と言ってしまった私。
でも、疲れた。あれくらい、かっと感情的にならないと、本気にならないんだ。
また、来週は戻っている気もして。あれが夢ではありませんように。

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