2015_12
14
(Mon)00:06

初・つえ体験

先月末に、雪道で転んだ母が手を骨折したことはここに書いた。
不幸中の幸いで、折ったのは利きてではない左手で、今も固定はいているが、
大分治って来た。
ただ、その後、外を歩くのが恐くて外出できなくなっていた。
ずっと通っていた詩吟も休み、今年最後のイベント・納め会もキャンセル。
友人たちとの忘年会もキャンセル。
いつもは元気な母が、心も沈みがちになっていた。


それで、昨日は札幌も雪がとけて暖かだったので、
一緒に外に出て、久しぶりに近所の大型スーパーに出かけた。
足も弱って安定感がなくなっていたので、
母は今まで使わなかった杖を出してきて、使ってみた。
そして、スーパーの隣のドラッグストアで、杖に雪道対策の滑り止めを
つけてもらった。これで、少し安心。
行き道ではおぼつかなかった杖使いも、帰り道では大分スムーズになった。

おでんを作って持って行き、実家で一緒に食べた。
おいしいとほめてもらい、一泊していろいろおしゃべりをして。
自宅に帰るために地下鉄駅へ急ぐ途中、
目の前を、多分、中年の娘さんと手を繋いで歩いているお年寄りの女の人の
後ろ姿を見た。仲良く、寄り添っている様子が好ましかった。
うちの母と同年配だ。私たちもいつか、ああやって手を繋いで行く日が、
来るのだろうな。

うちの母はまだ杖をついても、自分ひとりで歩いて行きたいのだ。
介護認定はされたけど、まだ、そのサービスを使うことにはためらいがあるようだ。
母の気持ちに合せよう。
昨年までは、カーブスで筋トレをしていた母。
今やっと、少しずつ、老いて行くということを受けとめ始めた親子なのだ、私たちは。

COMMENT 0