2016_02
26
(Fri)11:20

自閉症の僕が跳びはねる理由



今日、この本を図書館に返しに行きます。
どうして、この本に興味を持ったのか、私は忘れているのです。
図書館にリクエストして、大分待ちましたから。
でも、読んでみて、発見することが多く、読んでよかったと思いました。
自閉症って全然わかってなかった。




自閉症は、発達障害で、会話が出来なかったり、
周囲とコミュニケーションがとれない症状があります。
この作者の東田直樹くんも、自分で鉛筆による筆談で会話をします。
今では、パソコンも使えるようになったそうで、
自分の病気について質問に答える形で説明して行きます。

 言葉がうまく出せない、まわりに声をかけられても気づかない
 身体が勝手に動いてしまう、大声が自然に出て来る・・
 自分で自分がコントロールできないのです。

それで、私、先週スポーツクラブのロッカーで会った女の人は、
この自閉症だったのだ、と気づいたのです。
ロッカーが近かったので、そこで座っている女性に「こんにちは」と
声をかけたのですが、全然聞こえない様子で、
1人でしゃべって、1人で笑っているのです、ふ、ふ、ふ・・と。
そのおしゃべりはたえず続いていて、そのあと、エレベーターで
一緒になったときは、緊張しました。
でも、クラブの会員になっている位だから、症状も軽かったのでしょう。
笑っているのは、楽しいことを思いだしているからだ・・と
今、東田くんの文章をみてわかりました。

 彼は書いています。
自閉の世界は謎だらけです・・少しだけ、僕の言葉に耳を傾けてくれませんか。

 そうですね。謎だらけだけど、今度そういう人に会ったなら、
前よりも私、驚かないと思うんです。

そして、うちの生徒にも自閉症とは違うけれども、
ADHD(多動性発達障害)を持つ男の子がいます。
授業中、関係ない質問をどんどん私にしてきます。
記憶力が良くて、その知識をまわりに話したくてたまらないのです。
可愛いのだけど、困ることも多い。
数名のクラスで授業しているときはこちらは余裕なくて、
きつい言葉で返しているかもしれません。
その分、その子が一人でいるときはお話を聞くようにしています。
試行錯誤だな、と思っています。ほんと、謎だらけの会話があって、
ひょっとしたら、この病気はとても豊かな何かがあるのかもしれない、という
気がするのです。

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