2016_04
08
(Fri)17:31

乙女のふろく


村崎修三・著。青幻社発行。

小型の可愛らしい本です。図書館のお勧めコーナーにあって、
手に取ったら、懐かしく、いとおしい。
私のおばあちゃん、おかあさんも、少女の時代が確実にあって、
その時にこんな絵をみつめてうっとりしたり、付録の便せんを大切に
しまっていたのかな・・と考えたりして。
そういうの想像するのが楽しいです。イラストは縮小されてますが、
綺麗な絵がいっぱい。絵葉書や、スタイルブックや、すごろくや付録が
紹介されています。

 私も小学校時代は、「なかよし」を定期購読して、
発行日が待ち遠しかったことを思いだしました。

この本の中で印象的だった文を引用したいです。
第二次大戦時、どの出版物も国策を反映したものになった。
 そして、終戦後のこと。

この講談社の姿勢は戦後もキッチリした一本の筋が
通っていて見事だった。
・・・・・
率先して国策に協力してきた講談社は戦後の公職追放が始まる前に自ら、
「日本の皆様に謝罪する」旨の社告を自社発行のすべての雑誌に掲載した。
数ある出版社の中にはだんまりを決め込んだところもあっただろうが、
講談社は自社発行の児童雑誌まで囲み記事のお詫びを載せた。 
(引用終わり)

  
当然のような気もしますが、戦中と戦後の出版業界の混乱と、
国民の心の複雑さを思います。少女誌も含めて。

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