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恩返し

2017.04.05

ほとんど毎日、母のケアハウスに通ってる。
顔が見たいというのもあるけど、とにかく用事が毎回ある。
こんなもの、ほしいの・・とメモを渡される。不要なものはうちで使うか、捨てる。
今日はインスタントコーヒーを届けた。自分でIHヒーターをつけるのにも慣れて、
コーヒータイムを楽しむ余裕も出てきた、入居から2週目。
昨日冷蔵庫が配達された。(元のよりもずっと、小さいのを買った)
そして、冷蔵庫の上に、夫が組み立ててくれた小さな可愛い食器棚を置いた。
とても、2千800円には見えないね~と、満足。
部屋にはおなじみの箪笥がでんとある。人形たちが飾ってあるケース、仏壇、衣装箱の3段重ねなどは
母のマンションから持って来たものたち。このおかげでとても落ち着く。
慣れたものの中にいるのは居心地いい。ほっとする。

箪笥は2棹(さお、これが単位でいいんですよね)あったうち、この写真のを
持ってきた。これだけはいる、と母が言った。
持っていく荷物を仕分けするのは神経を使った。繊細さと大胆さがないと、
先へ進めない。結局、引っ越し直前の掃除の日を入れると、7回片づけに通った。
母がいらない、というものも私は一部もったいなくて捨てられなかった。
昔は一生懸命に撮っていた写真、詩吟のテキストなど。
昨年の母はもう身体も心も弱っていて、ものに対する興味を失っていた。
でも、同居が進むにつれて、母は元気になり詩吟の発声練習を再開し、
しまっておいたテキストを見せると喜んだ。昔の写真なども、
 とっておいてくれて、よかった・・と母は言った。

 私、今頃気づいている。
私が結婚して実家を出て行ったとき、たくさんのものを実家に置いてきた。
新しい生活に気を取られて、昔のもののことは忘れた。
でも、その中のいくつかは母はちゃんと取っておいてくれた。
小学生の時に夢中になった本や、高校の時に書いていたシナリオ原稿など。
後でそういうものたちに再会し、うれしかった。そのことを、母に感謝している。
だから、今はその恩返し。これっぽちで返しきれないほど、母にはお世話になっている。
自分の子供たちの部屋が本院たちはもういないのに、なかなか片付かないのは、ただ
面倒なだけ、という気がするけども。

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