2014_08
09
(Sat)23:57

カサブランカ

P1010784.jpg
白い百合が咲きました。
ピンクの百合も豪華でしたが、白はまた格別。

この花を見ると、初めて一路さんのポートに出会ったときのことを思いだします。

町の図書館で、別冊太陽の宝塚特集を何気なくのぞいていていました。
当時のトップスターたちのポート集、
一路さんはうつむきかげんで、斜め横の角度。

暗い背景で白いうなじが陶器のよう。静かな凛としたたたずまい。
綺麗なひとだ、と思い、その時はそれだけのことだった。
まだ宝塚はNHKテレビで見る位で、
素敵だとは思ってたけど、詳しいことは知らなかった。

それからしばらくして、友達から「エリザベート」のビデオと、
一路さんバッシング記事の入ったヅカ本を借りて、はまったのです。
もう、16年も前のことです。
その経歴も、歌声も知らず、動く姿も見てないときにたまたまのぞいた、
たった一枚の写真のイメージがいまだに脳裏にあります。

一路さんは変わった。
もちろん、年月が経って行く中でいろいろありました。
体形も変わられました。
もう、カサブランカではいられない。
今はたくましい、芸に生きるお母さん女優。それでいいんです。
こっちだって、十分年取ったし。

ただ、あの時の写真は忘れない。
はっとしたのは美しさと一緒にあった、孤高のイメージ。
一路さんに限らず、現役のトップスターというのは重圧を背負っている。
華やかでありながら孤独。
独特のオーラがある。退団するとそれはなくなる。

みなさん、卒業後は自由な世界に出て、よくしゃべるようになる。
こういう人だったのか、と発見することもあります。
根っこは宝塚生活で培った芸と根性があり、それがそのあとの人生も、支えているのでしょうが、
広い世界で恋愛したり、様々な芸能の場面で苦労したりして、さらに人間としても、
太く、強くなって行かれるのでしょう。

カサブランカを見ていて、こんなことを思っていました。

一路さん、来週から「ガラスの仮面」
月影千草役。祐飛さんと美弥さんを応援するのにもう、手いっぱいで、
応援には行けませんが、舞台の成功をお祈りしています。

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