村岡花子と赤毛のアンの世界

今日、図書館に返却しなくてはならないので、
印象的だった文など、拾ってみます。

・少女ブックレビューで、村岡さんが紹介していた本たち

 クーリッジ「ケティ物語」
自分も好きだったので、懐かしい。
ケティブックスは3冊出てます。
少女の成長を描いたもの。村岡さんは愉快な本と書いています。

 山川彌千枝「薔薇は生きている」
16歳の少女の心の生活を書いた本だそうで、
もう、著者は亡くなっている。どんな本だったのでしょう。

 ウィギン「野育ち」
このタイトルがまずい、とまず、村岡さんは批判している。
原題は「サニーグルック農場のレベッカの記録」だが、
おそらく、レベッカと言うと、違う本のイメージが強いので、
わざと、かけ離れたタイトルにしたのだろう、と推察している。
少女の成長を描いた物語です。

まず、この「レベッカ」とお近づきになってから、
数年して、もう一つの「レベッカ」を知っても遅くないでしょう、との
微妙な推薦文に、村岡さんの優しさ、鋭さが見えます。
両方読んだことのある私には、納得です。
デュ・モーリアの「レベッカ」もおもしろいですから。

 ・座談会「私の母校を語る」
主席者が、関屋敏子、林芙美子、深尾須磨子、村岡花子、吉屋信子。
この時代の元気な、女性文化人の代表といった人選でしょうか。
全員が作家で、女学校時代の思い出を語ります。
まともな優等生はあまりいなくて。
村岡さんも
「私は大変悪い子でして・・まあ、いたずらっ子だったんです・・」と
語っている。

最後のほう、吉屋さんが、
「私たちの時代は、机に花でも飾って見るより、しようがなかった。
今は映画があり、スポーツがあり、レヴューがあるけれども。

 (そういえば、この時代に宝塚はもう、あったんだ~
  皆さん、ご覧だったかも!)

私たちの少女時代は何もなかったですものね」

深尾さん「日本の今の女学生はよく遊ぶわね・・」

このおばさまたちが、
今のファッションがあふれ、情報があふれ、娯楽が多い、
こんな社会に生きている今の学生の生活を見て、
どうおっしゃるでしょうか。私たちは、豊かでしょうか・・・

駆け足で読み終えた感じではありますが、
村岡さんの呼吸が聞こえてきそうな、子供が好きで、優しくて、正義感があって、
すごく硬軟のバランスのとれた村岡さんのおしゃべりが聞こえてきそうな本でした。
楽しめました。
戦争の惨さもあらためて、知らされました。
平和で、何でも読める世界が絶対にいいです。

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プロフィール

でるふぃ☆

Author:でるふぃ☆
 私の花畑へ、ようこそ!

北海道在住。塾講師。
ニックネームのでるふぃは、花の名前デルフィニウムから、つけました。
夏に咲く、背の高い青い花です。

宝塚ファンで、ささやかにおっかけをしています。
ライブの熱気に勇気や元気をもらっています。
ゆうひさんや、美弥ちゃんや、好きな花や本の話、
とりとめもなく話して行きます。よろしければ、お付き合いください。
 よろしく、お願いします。



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